@article{oai:nufs.repo.nii.ac.jp:00000301, author = {MARRA, Claudia}, issue = {5}, journal = {長崎外大論叢, The Journal of Nagasaki University of Foreign Studies}, month = {Jun}, note = {国際学会「外国における感情と認識」はドイツのゲッティンゲン大学で2年ごとに行われている。今年は14ケ国からおよそ200名の研究者(神経生物学者、記号論学者、言語学者、文学者、メディア学者、教育学者)が集まって、研究発表及び討論を行った。この研究発表によると、人間の脳は暗記するより問題を解く道具であるという事が分かった。脳に人ってくる情報は二つのグループに分けられる。周知の情報は型にはまってプロセスする、未知の情報はストレスの原因となる。このストレスと不安の状態は解くことが出来るのであれば、つまりもし不安が好ましい経験に変わる事ができれば、新しく人った情報は長期学習の第一歩となる。この最初の一歩は学生の自信を強くする、好奇心をそそる、学習の楽しみの源である。しかし、最初の脳への挑戦がうまく処理できなかったら、悪循環が始まる:ストレス→不安→フラストレーション→回避→自信喪失→学習不可→ストレス。このストレスと不安に対して三つの仕方が発表された:1.学生の以前の経験と能力をつかい、自分自身を高める事2.同僚、先輩、後輩、周囲の人々(信頼のおける人)の力を使って信頼させる事3.宗教、イデオロギー、思想などを信じる事、つまり別な力を使って信頼させる事。脳を甘やかせる事は望ましくない。脳を刺激することが不充分なら能力が減り,認識が少くなり、専門的知識に裏付けられた能力が消えて、脳の量が減少する。教師への提言は、1.学生は新しい情報に挑戦して、その情報が多すぎないように、また少なすぎないようにする。2.学生の問題解決の力を支援する。3.ストレスと不安の感情に対して、信頼関係の環境をつくる。教育的な経験による学習と記号論的な研究によって、感情はすべての言語能力、言語構造に影響を与える。単語、フレーズ、節、文章などは感情コードにとって理解することができる。安楽、同情、尊重、魅力、予期(積極的なレベルから消極的なレベルまで)の感情は言語の中に含まれた感情的場面である。この感情的場面は記憶能力、説明能力、人間の行動、判断、望み、経験を決定する。外国語を教える時は、この感情的場面の相違を教えなければならない。同様に構成主義的なモデルでもこれらの考え方を支持している。このモデルによっては、設計 = エンジン、認識 = エンジンの構造、感情 = ガソリン である。つまりテキストを読解したり、作文したりする事は、認識的過程であり、しかし認識的過程の成功は学生の感情的な状況に依存する。外国語を習得するためには、感情的使用と認識的過程が必要である。}, pages = {93--104}, title = {"Emotion und Kognition im Fremdsprachenunterricht" - Bericht von der 10. Göttinger Fachtagung zur Fremdsprachenausbildung an der Hochschule im März 2003}, year = {2003} }